朝起きれない原因と対策、調子が悪いときは日常生活の見直しから
最近、なかなか朝起きれない・・・
そんなときは、まず日常生活を見直しながら原因を探っていくことが大切です。
今回の記事では、朝起きれない原因の一般的な定番のケースから、見落としがちな原因まで考えながら、いくつか解決策を紹介いたします。
睡眠時間の不足や不規則な生活を見直す
朝起きれない原因のもっとも一般的なケースを挙げるとすれば、睡眠時間の不足や不規則な生活による睡眠の質の低下です。
このケースを改善する方法は、自分に必要な睡眠時間を導き出し、十分に眠れるように生活リズムを整えることです。
人それぞれ必要な睡眠時間は異なりますが、たとえば1日6時間は必要だということであれば、起床しなければいけない時間から逆算して就寝時間を確定して、それに合わせて生活すれば睡眠の質もよくなってきます。
ただし、おやすみ前に携帯電話をいじったりテレビを見ると睡眠の質が落ちるので、調子が悪いようであれば早めに見るのをやめるほうが良いでしょう。
食事が済んだら入浴を行い、一度体温を上げて就寝のタイミングに備えます。体温が下がれば自然と眠気が出てきますから、後は眠くなったら布団に入るようにすれば、なかなか寝つけないということも少なくなってきます。
このような対策をしても、直ぐには朝起きれないこともあるとは思いますが、やがて生活リズムが安定して朝目が覚めるようになります。
朝起きれない対策として食生活を見直し、運動不足にも気をつける
食生活も睡眠には大事なことで、夕食の食べ過ぎや食後のおやつも問題の原因になるので、適量を見極めて食べることが大切です。
アルコールも摂り過ぎは良くないですから、やはり適量を嗜む程度にしておくのが正解でしょう。
普段運動不足な人は、頭が疲れていても睡眠で疲れが解消されない上に、肉体は疲れていないので深い眠りに入りにくいといわれています。
軽い運動は肉体の疲労感を引き起こし、眠気を生じて睡眠へと誘いますから、運動不足の状態よりも良質な睡眠の実現に期待できます。
ヘトヘトになるほど身体を動かすと、かえって眠れなくなることがあるので、軽く汗を流して疲労感を覚えるくらいがベストです。
30分程度の散歩でも肉体にとっては程良い運動ですから、例えば夕食のあとに軽くウォーキングをするというのも、ひとつの方法です。
朝起きれない原因の定番
運動不足にも関係しますが、筋肉量が落ちていたり血行不良気味だと、朝血圧が上がらず頭がスッキリしないです。
いわゆる朝起きれない原因の定番、低血圧と呼ばれるもので、眠ったはずなのに頭がボーッとする場合は要注意です。
対策方法は運動が基本で、身体を動かし筋肉を増やしたり、血管や心臓を強くして一定の血行を維持することが大事です。
筋肉量が少ないと、血行を促進するポンプの性能が落ちてしまい、血液が心臓に戻りにくくなります。
これが下半身のむくみを引き起こしたりしますから、座りっぱなしによる歩数の低下や、足のむくみに心当たりがある人は気をつけましょう。
歩行を心掛けると、ふくらはぎの筋肉が強くなって心臓に血液を戻すポンプが強化されます。
そうなると血圧が上がり、朝起きれない原因が解消される結果に至ります。
十分な対策になるかどうかは人によりますが、運動をすると適度な疲労感が得られるので、改めて下半身を中心に身体を動かすことが重要だといえます。
規則正しい生活リズムを身体に覚えさせる、深い眠りに入って朝には疲労回復が完了する、こういった対策をすると、だいぶ朝の目覚めは良くなっていくでしょう。
冷え気味で指先が冷たい人は、自分の冷たさで目が覚めてしまいますから、運動不足の人と同様に適度な運動を心掛けるのが正解です。
布団に入る前に入浴しておけば、全身の血行が促進されるので冷えが改善します。
翌日を想像すると不安や緊張を覚える場合は
翌日を想像すると不安や緊張を覚える、そういう人は瞑想やアロマが悩み解消の助けになります。
瞑想は心の中の不安感を取り除き、精神状態を副交感神経優位のリラックスへと導きます。
アロマは香りでリラクゼーションを促進しますから、疲れた1日の終りに最適で、眠りの質を改善するのにも役立ちます。
自分好みの香りが楽しめるのも魅力なので、気分が優れず気持ちをリセットしたいのであれば、瞑想とセットで試してみましょう。
見落としがちな原因と何をやっても駄目だと感じる場合
案外見落としがちですが、実は室内の空気の汚れが問題になることもあります。
換気不足は酸素濃度を低下させるだけでなく、化学物質の割合を増やす要因になります。
短時間でも良いですから、窓を開けたり換気扇を回すなどして、室内の空気を外気と入れ替えます。
何をやっても駄目だと感じる場合は、うつ気味だったり何らかの障害が生じている疑いが濃厚です。
治療が必要な状態は、個人の努力ではどうにもなりませんから、医療機関で相談して状態を詳しく調べたり、専門家によるベストな対応を受けましょう。
できないことが甘えだと思ってしまうと辛いので、あまり自分を責めないように気をつけながら、できる範囲で改善に取り組むのが賢明です。